工事実績建物規模
鉄筋コンクリート壁構造地上5階 住戸174戸・管理室・店舗 築29年
工事概要
※工事名をクリックするとページが表示されます
  市水直結増圧化工事 水道本管引き込み・直結増圧ポンプユニット3基設置
・共用給水管改修
39住戸区画の床下排水管の取り替え
鉄筋コンクリート躯体(地中壁)開口・床下部土砂搬
出・配管取替・埋め戻し・躯体の復旧
住戸内39系統の共用立管取替・取替に伴う建築工事
屋外埋設部の連結送水管の改修・10系統
本工事の特徴
@工種の異なる各種設備工事を一括に施工しました。
従来それぞれ単独で行う事の多い複数の工事
 ・市水直結増圧化工事
 ・建物床下・屋外排水管改修工事
 ・住戸内排水管工事
 ・消火配管改修工事
を一括に複合的に計画・設計・施工をおこなったことです。(給水・排水・消火)の効率化(一度の掘削で各種配管を同時に施工する)が図れました。又 床下の横引き排水管と住戸内の排水立管を同時に施工する事で、将来的な意味で居住者の負担を軽減できたのではないかと思います。

A建物床下の配管改修を外部からの掘削による施工 (モグラ工法)をおこない
  ました。

従来 1階住戸下の配管を改修する場合(床下に配管ピットがない場合:土砂埋め戻し) は上部から床のコンクリートを取り壊して土砂の掘削を行い配管を取り替えるのが一般的でした。この場合 1階住戸内での作業となりますので、該当する住戸に相当な住生活的な負担がかかりました。(1住戸のちょっとした修理でも場合によっては 1ヶ月以上の作業期間を要する場合があります。)そのような一部居住者の負担をなくするために、今回の工事では外部から地中のコンクリート壁を開口し 1階住戸床下をトンネルのように配管の廻りを掘り進めて行く工法を採用しました。(ここではモグラ工法と呼ばせていただきます。)これにより1階の住戸内に入らずして、床下の排水管を改修することができました。

B十分な施工内容・施工計画の検討の必要性
当該工事は複数の設備改修工事を同時におこない 作業範囲も広範囲にわたり(床下・住戸内・仮設足場での作業等々)、又 建物形状も特異で複雑なため、周到な準備と事前の検討が必要不可欠でした。このため 施工者との事前の施工打ち合わせを密にし すべての工種においてモデル施工を重ね、十分に問題点を検討・検証したうえでひとつひとつの施工を進めていきました。

C居住者への工事広報(お知らせ)の重要性
当該工事は1年以上にわたる長期間の工事でした。その中で住戸内作業 断水作業、排水使用規制の作業、外部のいたるところでの 掘削作業・騒音作業・危険を伴う作業等々、居住者様のご理解・ご協力が不可欠な工事でした。そのため、事前の戸別訪問調査説明(各戸2回しました。)原則全戸配布のお知らせ、工事進捗状況の新聞の発行、工事進捗説明会の開催等により 居住者との工事についての相互理解を深めることをこころがけて工事を進めました。