5-1 給水管更新工事
主に経年により劣化した給水管(鉄製)を錆びない材質を用いた給水管に取り替える工事です。
作業には数回の断水が伴いながらの工事になりますが、工事で撤去した給水管の内部を見られた居住者様からは長年の錆が付着していることに驚きの声が上がるとともに、水の出がよくなったとお喜びの声をいただきます。
5-2 市水直結給水化工事
多くの集合住宅では、一旦敷地内の受水槽に飲料水を貯水してから
各戸に給水する受水槽方式か、受水槽に貯水した水をポンプで屋上に
設置された高置水槽に揚水し、自然重力を利用して各戸に給水する高置水槽方式(自然重力方式)で給水されています。
現在では衛生的であることや省力化が見込めることから、各自治体では市水道本管から水槽を介さずに直接各戸に給水する直結給水方式を推奨しており、既存給水方式からの切り替え工事が多く行われています。
工事にあたってはその自治体の指定給水装置工事事業者の認可が必要です。
6-1 排水管更新工事
経年により劣化した金属製の排水管は、汚れの付着で配管内が閉塞し排水不良を引き起こしたり、配管に穴が開いて漏水事故が発生する可能性が高くなります。
古くなった排水管の取替工事は主に住戸内での作業となるため、居住者様にご在宅や排水制限、騒音の発生などにご理解とご協力をいただく必要があります。
工事前に居住者様へ、よりわかりやすく工事内容をご説明し、予めご準備いただくことが大変重要な作業となります。
7-1 連結送水管改修工事
連結送水管は火災が発生した際、消防隊が送水口に消火用ホースを接続し、各階に設置された放水口から火元に向けて放水を行なう消防隊専用の消火設備です。消防法により3年に一度耐圧性能試験の実施が義務付けられております。
耐圧性能試験を実施することにより、消火配管の水漏れを発見することができます。
そのままの状態で放置しているといざ本当の火災が発生した際、適切な放水圧力や水量が得られず、消火活動に支障をきたす恐れがあります。
そうならないためにも、水漏れが確認された場合は速やかに配管の補修工事を行なう必要があります。
当社では耐圧性能試験から配管の改修、所轄消防署への各種申請手続きまで一括して行なうことができます。